静岡市駿河区の行政書士事務所、静岡南行政書士事務所、代表の内野成広でございます。
行政書士 内野 成広(うちの まさひろ)
登録番号 21171434
静岡県行政書士会所属
行政書士開業までの経歴
●1973年8月25日生まれ
生まれも育ちも静岡市駿河区大谷です。
静岡大学のすぐ近く、周りが静岡大学学生の下宿アパートばかりという、学生街で育ちました。
●1994年3月高山短期大学 自動車工業学科卒業
二級自動車整備士(2002年以前は一級自動車整備士試験が一度も行なわれたことが無く、二級が事実上の最高資格でした)を養成する珍しい短期大学。
ものづくりや工業系の実習や座学が性に合っていたため、授業はとても楽しかったです。
昔ながらの「まかないつき」四畳半一間にて、約20人で共同生活する学生下宿での日々も、後の人生に多大な影響を与えました。
自分はずっと「理系」人間だと思っていたところ、上記工業系短大の一般教養科目だった法学に魅せられ、法律に関して幅広い知識を要する行政書士試験にあこがれ、下宿にて整備士国家試験の学習と並行して、行政書士試験の学習を開始するも・・・
●1994年4月新潟大学3年次編入学
偶然、高山短大の掲示板で見た、新潟大学法学部の3年次編入学の案内を見て、行政書士試験よりも、4年制国立大学に行けるかも知れない可能性に大いに魅力を感じ、出願を決意。
工業系の短大の掲示板に法学部の編入学の案内が掲示されていたことは、今考えるてもとても不思議で、なんとも運命的なものを感じました。
高山短大の恩師に励まして頂いたり、ご指導・アドバイスを頂き、奇跡的に合格。
当時編入学に関する情報がほとんどなく、過去問や問題集すら無い状態。下宿の緑の公衆電話からいろいろなところに電話を掛けて問い合わせたりと、情報入手にとても苦労したのも良い思い出です。
そもそも行政書士試験を視野に入れなければ、大学に編入学することなど考えなかったと思います。
大学時代の思い出としては、編入学直後、民法のゼミに配属され、第1回のゼミで裁判例批評の担当になってしまったことが、苦い思い出です。
3年生からの出発でしたが、1~2年を新潟大学で学んできた同期ゼミ生とは違い、これから法律を学ぶ編入学直後で何もわからない状態。選ばれてしまったことに真っ青になりながらも、なんとかしなければならないと、文献の調べ方を先輩に教えてもらい、それまで読んだことの無い量の専門文献や関連判例を読んで、必要な条文知識も習得し、なんとか期日までにレジュメ(要約書のこと)をまとめて報告したのが、入学直後の苦い思い出です。
現在金沢大学の准教授をしている後輩から誘われ、二人で、芦部信喜『憲法』を使って有志で憲法勉強会を行ない、憲法について深く学ぶことが出来たのが、後の行政書士試験受験に大いに役立ちました。
●1996年3月新潟大学法学部卒業
●自営業にて文具製造業に従事
10代や20代前半のころ、文書作成や学習は、手書き文具のみ使用していました。
手が疲れること無く、一日何時間も筆記し続けることができる文具に魅せられ、文具製造業を開業しました。
オリジナルの商品を開発し、多くのお客様のおかげで、発展することができました。
●2019年の行政書士試験合格
法学とは全く無縁の生活が続いていましたが、誕生日に19歳の時思い描いた夢を思い出しました。
何十年ぶりに行政書士の現状調べ、当時よりも更に大変魅力がある資格であることを知りました。この資格で自らの経験を活かし、地域に貢献したいと考え、受験を決意し、合格いたしました。
●2021年6月15日 行政書士登録
思い
様々な困難もありましたが、その時々で応援して下さる方、支援して下さる方に恵まれ、今日までくることができました。
特に19歳のときの行政書士試験に対する思いは、後の私の人生に多大な影響を与えました。
行政書士業務は、皆様の夢の実現や、ご本人やご家族に必要となった行政手続などのお手伝いができる資格です。
私自身が文具事業を一人で開業した経験があり、事業継続の苦労や達成感などいろいろなことがありました。
そんな経験も活かし、行政書士として認められている可能な業務の範囲内で、精一杯努力致します。
何卒よろしくお願い申し上げます。